プログラミングを学びたいのですが、英語はできないとダメでしょうか?
「プログラミングに英語は必要か?」
これからプログラミングの勉強を始めようとしている多くの人が抱いている疑問だと思います。結論からいうと「あった方が良いけど必須ではありません。」
ただ、4年の留学経験があり、2019年からプログラミングを勉強し始めた私からすれば、個人的には「英語力はあった方が良い」と思っています。
その理由を解説します。
・プログラミングに英語力は必須ではないが、あった方がいい理由
目次
プログラミングを勉強するなら英語力があった方が良い4つの理由
では「なぜプログラミングには英語力があった方が良いか」ということですが、理由は以下の通り。
- プログラミングを覚えるスピードが早くなる
- 良質なプログラミング教材で学べる
- 不明点を調べられる範囲が広がる
- 海外でも働ける
詳細を説明します。
1. プログラミングを覚えるスピードが早くなる
英語力がある程度あるとプログラミングを覚える速度も早くなります。なぜなら、プログラミング言語は英語をベースに作られているからです。
CSSと呼ばれる言語で例を見てみましょう。
color | 文字の色を変更する |
---|---|
background | 背景色の色を変更する |
margin | 余白を調整する |
width | 横幅を調整する |
height | 縦幅を調整する |
簡単な例を紹介しましたが、上記のように英語を使って文字の色を変更したり、余白や幅を調整します。
英語力がある程度あればスペル間違いも起こしにくく、させたい動作に対しての処理もスムースに書けるようになるのは間違いありません。
2. 良質な情報を得ることができる
Udemyと呼ばれるオンラインビデオコースやYoutubeにはプログラミングを学ぶための良質な動画が揃っています。しかしその大部分は英語のものが多く、日本語で解説されたものはあまりないのが現状です。
「英語がわからないから無理」という理由で動画を見ないのはもったいないですね。
また、プログラミングに関連した最新情報は常に海外から英語で発進されるので、日本語に翻訳されるのにはタイムラグがあります。
最新情報をリアルタイムに得たい場合などはやはりある程度の英語力が必要になります。
3. 不明点を調べられる範囲が広がる
プログラミングを勉強していると不明点が山ほど出てきます。
エラー表示やその解決方法を常にググりまくって解決するのですが、日本語だけでは情報が少なく、英語で解説された掲示板もよく出てきます。
日本語でエラーを解決するための情報は一切なかったにもかかわらず、英語の掲示板を読んで試したら解決したというパターンは山ほどあるのです。
また、プログラミング言語の公式マニュアルは全てが日本語翻訳されている訳ではないので、英語が全くできないと読むのも一苦労です。
英語力がある程度あれば不明点を調べられる範囲が広がり、問題点を解決するスピードが早くなるのは明らかなのです。
4. 海外でも働ける
英語力があれば海外でも働けます。プログラミング言語は英語と同じで世界共通語です。
ホームページを作るには主に「HTML&CSS」という言語を使いますが、アメリカの企業であろうとフランスの企業であろうと使っている言語は同じです。
また、当たり前ではありますがホームページの制作会社やWebサービスを開発してる企業は世界中に山ほどあるので、プログラミングを覚えれば世界のどこででも働けます。
ただ、現地の人たちとコミュニケーションを取るには英語は欠かせないので、「海外で働きたい」と考えているのであればプログラミングと同時に英語も学んでおくのがオススメです。
プログラミングにはどの程度の英語力が必要?
ではプログラミングを学ぶにはどの程度の英語力が必要なのか。
基本的には中学卒業レベル(英検3級)程度のリスニングとライティングの知識があれば、プログラミングを学ぶ上では問題ありません。
人によっては「Google翻訳使えばいいから英語力は必要ない」なんて人もいますが、そもそもGoogleの翻訳はまだ完璧ではないですし、「Google翻訳を使って翻訳する」という手間を毎回かけていては面倒です。
もちろん、Google翻訳を補助ツールとして使うのは全然ありだと思いますが、かといって「英語力は必要ない」というのは言い過ぎです。
プログラミングを勉強するのであれば最低限の英語力はつけるようにしておきましょう。
プログラミングに必要な英語力を学ぶには?
プログラミングを勉強する上で必要な英語力をつけるには、プログラミングをやりながら覚えるのが一番です。プログラミングの勉強をしていてわからない単語があればその都度調べる癖をつけましょう。
英検3級レベルの英語力があれば、英語の基本文系は大丈夫なはずなので、あとは所々出てくる専門用語を調べながら覚えるようにします。
最初は難しく感じるかもしれませんが、よく使う専門用語はだいたい決まっているので「この単語前にもでてきたな」といった感じでどんどん楽になるはずです。
プログラミングをやりながら必要な英語を覚えていけば、そのうちGoogle翻訳を使わなくてもスラスラ文章が読めるようになります。
しかし、海外で働く場合はスピーキングの力も必要になってきます。その場合はオンライン英会話スクールなどを使って話す力を鍛えましょう。
【結論】英語力を身につければ選択肢が広がる
プログラミングに対する英語の必要性はある程度理解してもらえたと思いますが、英語力を身につけておけばプログラミングに限らず人生の選択肢が広がります。
英語もプログラミング言語も世界共通なので、この2つを学んでおけば嘘ではなく世界のどこでも働けるようになります。
実際に私の友人は7年ほど前からアメリカのシリコンバレーで働いており、年収は2,000万円を超えるようです。
夢があると思いませんか?
「プログラミング × 英語」は最強の組み合わせなので、プログラミングを勉強するついでに英語にも興味を持つと人生が大きく変わる可能性があります。
「英語なんて必要ない!」などと勿体ないことを言わず、ぜひプログラミングも英語もどちらも勉強してくださいね!

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