ブログで記事を読んでもらうには「タイトルが重要」という話をよく聞くのですが、何かコツみたいなものはあるんでしょうか?
記事を書いていて、
- クリックされる魅力的な記事タイトルをつけたい
- SNSで作成した記事をバズらせたい
- 直帰率を下げたい
と思ったことはありませんか?
わずか20〜30文字程度の記事タイトルですが、その短い文の中には記事作成者の様々な意図やテクニックが詰まっています。
もしあなたが「ブログの記事タイトルぐらいなんでもいいでしょ」と軽く考えているのなら、今すぐその考えを改め直した方がいいかもしれません。
記事タイトルを変えるだけでもクリック率は劇的に改善されます。
今回の記事では今までよりも今までよりも10倍クリックされる記事タイトルをつけるテクニックを紹介します。
読み終わった直後からでも実践できることばかりです。ぜひ最後まで読んでみてください!
10倍クリックされるブログ記事タイトルのつけ方テクニック10選!
今回紹介するブログ記事タイトルのテクニックは以下の10個。
- 誰にでも100%明確に伝わるようにする
- 小学生でもわかる簡単な表現を使う
- 読む人のハードルを下げる
- 文字数は30文字前後にする
- 最初の9文字以内にキーワードを置く
- 出来るだけ多くの要素を含めて濃くする
- ひらがな、カタカナ、漢字を組み合わせて読みやすくする
- 同じ言葉の重複は避ける
- ビックリマーク「!」の使用は1回まで
- 記号や顔文字は使わない
ではさっそく詳細をみてみましょう!
1. 誰にでも100%明確に伝わるようにする
たくさんの人に記事を読んでもらうには、ブログのタイトルをみた瞬間に「どんな内容が書かれているか」ということを瞬時に理解してもらう必要があります。
そのためには100人タイトルを見たら、100人とも同じ解釈をできるものでなければなりません。
例えば「パソコン」という言葉。あなたはどんなイメージを持ちますか?
家で使用するタイプの「デスクトップ型パソコン」を想像する方もいるでしょうし、持ち運びに便利な「ノート型パソコン」をイメージする人もいるかもしれません。
100人いたら、100人それぞれが違う解釈をする可能性があります。
「重さ1kg以下のノートパソコン」と表現したらどうでしょうか?誰にでも軽量で持ち運びができる小さめのパソコンであることがすんなり頭の中にイメージできたと思います。
以下の例をみてみてください。差は一目瞭然です。
私がおすすめする軽量パソコンを紹介
持ち運びに便利!重さ1kg以下のおすすめ軽量ノートパソコン10選
このようにタイトルにはわかりやすい言葉を含めるほどヒットしやすくなるのです。
2. 小学生でもわかるような簡単な表現を使う
特定のターゲットに絞った「特化型サイト」を運営していると、知識を伝えるためについつい難しい専門用語を並べてしまうことがあります。
この方法は確かに「この人はすごい人なんだ」と思わせるには有効かもしれません。しかし、詳しい人が書いた記事だからといって他人が読みたいとは限らないのです。
自己啓発書として世界的に有名な「7つの習慣」という本をご存知ですか?
実はこの本500ページ以上のかなり分厚い本で専門用語が多く、本を普段読み慣れていない人なら20〜30ページでギブアップしてしまうかもしれません。
あまりに内容が難しいため、最近では内容を要約してマンガにした「まんがでわかる7つの習慣」が発売されていますが、これが大ヒット。
マンガにしたことにより、今まで自己啓発書など読まない層にまでアプローチすることができ、読者層はかなり広がりました。
「難しい知識をより小学生にでもわかるように伝える」という意識を持つだけでも多くの人に読まれる文章が書けるようになります!
3. 読む人のハードルを下げる
悩みを解決する記事を読者のために書いても、「どうせ私には難しくて出来ないだろうな」と思われては読んでくれません。
そこでタイトルに「誰でも出来ますよ」といったメッセージを含めてあげると読者のハードルが一気に下がります。
以下の例を見てください。
AとBのタイトルを見た時、どっちを読みたいを思いましたか?おそらく多くの人が「B」のタイトルに目が惹かれたのではないかと思います。
Bには「誰でも簡単!」というフレーズをタイトルに含めることで、読み手のもつ難しいイメージを取り除いているのです。
4. 文字数は30文字前後にする
ブログ記事のタイトルを作る上で疑問をもつ人が多いのが文字数についてです。タイトルの文字数については様々な意見がありますが、一般的には30文字前後が良いと言われています。
その理由は、
- グーグルの検索結果に表示されるタイトルの文字数が最大30文字
- 人間が3秒以内に読める文字数の限界が30文字
だからです。
グーグルの検索結果で30文字以上のタイトルは「…」と省略されてしまいます。
また、人間が1秒間に読める文字数は10文字程度とも言われており、3秒以上かかるタイトルは「長すぎて読みたくない」という心理が働きます。
そのため、3秒以内に読める30文字程度のタイトルの長さがちょうど良いと言われているのです。
5. 最初の9文字以内にキーワードを置く
上記でも説明しましたが、人間の読める文字数の限界は3秒で30文字です。
読者は最初の1秒(10文字以内)でそのタイトルを最後まで読むかどうかを判断します。要するに、タイトルの始めから10文字以内にキーワードを入れる必要があります。
「ハワイ」というキーワードを元に考えて見ましょう。
旅好き女子が何度もリピートしてしまうパワースポット5選!その行き先はハワイ
ハワイで運気上昇!旅好き女子が何度もリピートしてしまうパワースポット5選
実際に読んで見るとわかりますが「悪い例」の場合、最後まで読まないとハワイというキーワードがでてきません。
ハワイのパワースポット情報を探している人にとっては「この記事は私が探しているものではない」と判断され、読み飛ばされてしまうかもしれません。
また、Googleの検索エンジンは左側から順に読み読みこむので、左側にできるだけ重要なキーワードは含めたほうが良いと言われることも理由の1つです。
6. 出来るだけ多くの要素を含めて濃くする
タイトルの文字数は30文字前後がベストですので、その文字数の範囲内で出来るだけ読者に多くの情報をアピールする必要があります。
読者にそのタイトルを見てもらい「この記事読んで見たい!」と思わせる必要があるのです。そのため余計な情報は削ぎ落とし、必要な情報を盛り込んで、タイトルを濃くする必要があります。
例えば以下のタイトルを読んで見てください。
旅行が好きな女性は絶対に外せない!景色が綺麗な世界のおすすめパワースポット10選!
言いたいことはわかりますが、文字数が多くいまいちスッキリとしない印象です。次の例をみてみてください。
【絶景】旅好き女子必見!世界のおすすめパワースポット10選
今度はどうでしょうか?言いたいことが凝縮されてだいぶスッキリとした印象です。以下のように言葉を凝縮してシンプルにしました。
- 「旅行が好きな女子」 → 「旅好き女子」
- 「絶対に外せない」 → 「必見」
- 「景色が綺麗」 → 「絶景」
短いタイトルの中にだいぶ要素が詰め込まれたイメージを持てたと思います。ぜひ色々と試して見てください。
7. ひらがな、カタカナ、漢字を組み合わせて読みやすくする
まず以下の2つの例を見てください。
- せかいのおすすめぱわーすぽっと (ひらがなのみ)
- ノマドワーカーオススメカフェ (カタカナのみ)
少し極端な例ではありますが、どちらも読みにくいと思います。上記と同様、漢字だけでも非常に読みにくくなります。
これを下記のように修正するとだいぶ読みやすくなります。
- 世界のおすすめパワースポット
- ノマドワーカーがおすすめするカフェ
このように適度なバランスで漢字、ひらがな、カタカナを使いこなすことにより、視覚的にわかりやすいタイトルが作れるようになります。
8. 同じ言葉の重複は避ける
タイトルの中で同じ言葉は使わないようにしましょう。同じ言葉をなんども使っていると文字数の無駄になるだけでなく、読み手にも幼稚な印象を与えてしまいます。
旅行好き必見!旅行がもっと楽しくなる持ち物5選!
旅好き必見!旅行がもっとワクワクする持ち物5選!
「旅行好き」→「旅好き」に変更することで言葉の重複を避けました。このようにわずかに言葉を変えるだけでもタイトルの印象は全く変わってきます。
これはタイトルだけに言えることではなく、記事の本文を書く時にも同じことが言えます。「そんなに語彙力がない」という方も安心してください。
類語辞典を使えば言葉のボキャブラリーがあまりなくても自動で候補を出してくれます。私は普段から以下の類語辞典を頻繁に利用しています。
<類語辞典>
https://thesaurus.weblio.jp/
9. ビックリマーク「!」の使用は1回まで
以下のタイトルを見てください。
このようなタイトルを見た時、あなたならこの記事を読みたいと思いますか?あまりに「!」マークを多用すると幼稚な印象を与えてしまうのでマイナス効果です。
本当におすすめしたい気持ちはわかりますが、2チャンネルでもない限り、タイトルでの感嘆符「!」の使用は1回までにしましょう。
10. 記号や顔文字は使わない
「♫」「♡」「(*´∀`)♪」などの記号や文字の使用も逆効果です。
何度も言っていますが、タイトルの文字数は多くても30文字程度が理想です。その大切な文字数を削ってまで記号や顔文字を利用する意味はありません。
芸能人の日記などであれば、「顔文字を使用することで親近感を持たせる」という意味で一定の効果があるかもしれません。
しかし、一般人がブログで記号や顔文字を使うのは幼稚な印象を与えるだけでなく、書いてあることに対する信頼性も失う恐れがあるのでまったくおすすめできません。
記号や顔文字を使うのは友達同士のやりとりだけにしましょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
今回は「10倍クリックされる「ブログ記事タイトル」を付けるテクニック10選」をテーマにお話しました。
今回紹介したテクニックを使って、魅力的なタイトルをつける練習をしてみてください。より実践的なテンプレートを使ったタイトルを作成する方法は以下の記事で紹介しています。
誰でも簡単にクリックされやすい魅力的なタイトルが作れるようになるのでぜひ読んでみてください。
https://ownedmedianoie.com/how-to-create-attractive-title-for-blog/