記事を書くためのキーワードがなかなか見つからないんですが、何か便利なツールはありませんか?
「キーワードが全然見つからない!」とお悩みではありませんか?
今回はそんな悩みを持つ人のためにキーワード検索に役立つツールをまとめて紹介します。今回紹介するツールを知っておけば、今後キーワード選びに迷うことはまずありません。
全部で13種類のツールを紹介しますが、多すぎて使いこなせない方のために記事の後半では私が実際にどのようにキーワードを探しているのかも紹介しています。
ぜひ最後まで読んでみてください。
それではさっそくツールの紹介を始めます!
キーワードツール:よく使われる万能ツール
まず紹介するのは、
- キーワードの検索ボリューム
- 競合するライバルの強さ
などキーワードを総合的にチェックできるツールです。
通常、キーワードを決めるときは1つのツールだけに頼るのではなく、複数のツールを効率的に使い回して決定します。
その基本となるツールを紹介します。
Googleキーワードプランナー【無料】
Googleキーワードプランナーはキーワードを検索する際の必須ツールです。
- 検索ボリューム
- キーワードの難易度
- 新たなキーワードの発掘
といったことをすべて「無料」で調べることができます。
もともとは広告運用するためのものなので、無料で利用する場合は検索ボリュームは「10~100」、「100~1000」といったざっくりとした数字しかわかりません。
ただ、個人的にはキーワードを探すのにそこまで細かな数字は必要ないので、無料で十分だと思っています。
どうしても細かい数字が知りたい方は有料での広告運用を検討してみてください。
キーワードファインダー【有料】
キーワードファインダーは自分のWebサイトを登録するだけで、
- 検索ボリューム
- キーワード難易度
- 対策キーワードの順位
を自動でチェックし、SEO対策におすすめのキーワードを勝手に探してくれるかなり優秀なツールです。
有料版はかなり高額(月額50,000円〜)なため、個人が使うにはあまりおすすめできませんが、興味のある方は「7日間無料」で利用することもできます。
キーワードツール:関連(リレイテッド)キーワード検索
ここでは関連キーワードの検索に役立つツールを紹介します。
関連キーワードというのは例えば「アフィリエイト」というキーワードがあった場合、
「アフィリエイト おすすめ」
「アフィリエイト やり方」
といったように関連してよく検索される言葉のことです。
関連キーワードはサイトをSEOで上位表示させるために非常に重要な要素なので、必ず使い方を覚えるようにしましょう。
関連キーワード取得ツール【無料】
私もメインで使っている関連語検索ツールが「関連キーワード取得ツール」です。
このツールでは、
- Googleサジェスト
- 関連キーワード
- Yahoo知恵袋
- 教えて!Goo
の情報が一度にすべて取得できてしまいます。
正直な話、関連キーワードをリサーチするなら、このツールだけ使っていれば十分だと私は思っています。それぐらい十分な情報をこのツールのみで得ることができます。
「Yahoo知恵袋」や「教えて!Goo」は読者の悩みの宝庫で、そこから新たな穴場キーワードが見つかることも珍しくありません。
goodkeyword【無料】
「goodkeyword」では、
- Google/Yahooサジェスト
- Bingサジェスト
- キーワード検索ボリューム
の情報を調べることができます。
中でも注目なのは「キーワード検索ボリューム」の変化の推移が直感的にわかること。この変化を見ることでこれから記事を書こうとしているキーワード需要の動向がわかります。
Googleサジェスト【無料】
GoogleサジェストはGoogle検索画面で誰でも簡単に知ることができます。
例えば、「アフィリエイト」とGoogle検索画面に入力すると下記のようにサジェストキーワードが出てきます。
ここで表示されているキーワードは読者によく検索されているキーワードなので、間違いなく需要が高いキーワードといえます。
もちろん、同じことは上記で紹介した2つのツールでもできるのですが、ツールすら使う必要がないのでお手軽です。
weblio 類語辞典【無料】
関連キーワードを検索するなら「類語辞典」もおすすめです。
類語はサジェストキーワードとは異なり、「別の言葉だけど似たような意味」の言葉を探してくれます。
例えば、「文章」で類語検索すると以下のような検索結果が表示されます。
「別の言葉だけど同じような意味を持つ言葉」がこれだけ存在するのです。
検索した類語を使ってサジェストキーワードを検索すれば、さらにキーワードの幅が広がることがわかると思います。
キーワードツール:トレンド検索
ここではトレンドキーワードを検索するのに役立つキーワードツールを紹介します。
トレンドキーワードというのは「今この瞬間に検索されているキーワード」のことです。例えば、2020年なら「オリンピック」という言葉がトレンドになることが予想できます。
トレンドキーワードは爆発的にアクセスを集める可能性はあるものの、旬を過ぎると一気に検索数が落ち込むことがあるため、長期的にはあまり向いていません。
それでも一瞬の爆発力は凄まじいので適度に取り入れることがおすすめです。
Googleトレンド【無料】
Googleトレンドでは、
- 日毎の急上昇ワード
- 24時間以内のリアルタイム検索ワード
- 地域毎の急上昇ワード
といった内容のキーワードを調べることができます。地域毎の急上昇ワードがわかれば広告を出すときにターゲットを絞れるので、活用次第では大きな効果が期待できます。
Yahoo!リアルタイム検索【無料】
Yahoo!リアルタイム検索では、
- リアルタイムで検索されているキーワードランキング
- 人気の画像検索キーワード
- 人気の動画検索キーワード
といった内容のキーワードを調べることができます。
Webで検索されているトレンドキーワードと動画で検索されているキーワードは必ずしも同じとは限らないため、意外な穴場キーワードを見つけられる可能性もあります。
キーワードツール:ボリューム検索
キーワードをある程度絞り込んだら、1ヶ月にどの程度検索されているのかボリュームを調べることも大切です。
どれだけ良さそうなキーワードを見つけたとしても、検索ボリュームがなければ記事を書いても読まれないかもしれません。
「1日かけて書いたのに誰にも読まれない!」といった悲しいことにならないようにするためにも検索ボリュームは必ず調べるようにしましょう。
aramakijake.jp【無料】
Google、Yahooそれぞれの検索エンジン毎の「月間予想検索数」を調べることができます。
あくまで予想なので確実な数字ではありませんが、「選んだキーワードで記事を書いて検索上位に入ったら、どれだけの人に読まれる可能性があるか」という指標になります。
関連キーワードも同時に抽出してくれるので、効率よくキーワードを検索することができます。
キーワードウォッチャー【一部有料】
キーワードウォッチャーは1ヶ月20回までの検索であれば無料です。
検索ボリュームを調べることはもちろん、
- 過去13ヶ月分のキーワードデータ
- キーワードのフィルタリング機能
といったデータや機能も利用することができます。
過去のキーワードデータを利用して、1年を通した検索ボリュームの変化を知り、「需要のある時期に合わせて記事を仕込む」といったことも可能なのです。
また、フィルタリング機能では不要なキーワードを除外することもできます。
キーワードツール:難易度チェック
キーワードのボリュームが十分だと判断したら、次は難易度チェックをしておきましょう。
難易度が高いキーワードでいきなり記事を書いても、上位表示されることはほぼありません。基本的にキーワードの難易度は以下の順で段々と難しくなります。
簡単 | 「アフィリエイト やり方 初心者」 (3語) |
---|---|
普通 | 「アフィリエイト やり方」 (2語) |
困難 | 「アフィリエイト」 (1語) |
1語よりも2語、2語よりも3語のキーワードを選んだ方が難易度は下がるので、記事を上位表示させられる可能性も高くなります。
3語のキーワードは難易度が下がり読者の検索数も減りますが、ブログを開設したばかりなのであればこのあたりのキーワードをから狙うのがおすすめです。
rishirikonbu.jp 【無料】
「rishirikonbu.jp」ではキーワードの難易度を「0〜100」までの数値で教えてくれます。
これは私個人の感覚ですが、こちらのサイトでキーワードの難易度が「30以下」であれば、初心者でも狙ってみるべきです。
ブログにある程度力がついてきたら、50以上のキーワードもどんどん選んで記事を書いていくといいでしょう。
キーワード難易度チェックツール – SEO Pack 【無料】
こちらのサイトでは、
- キーワードの難易度
- 月間検索数予測
- 1位取得時のアクセス予測
を1クリックで見ることができます。
あくまで「予測」ですがキーワードを選ぶ上で重要な指標になるはずなので有効活用してみてください。
キーワードツールの効率的な使い方【私の使い方を紹介】
ここまでたくさんのツールを紹介してきましたが、
たくさんありすぎて結局どれを使ったらいいかわからないよ!
という人もいると思います。ただ、実際に私が使っているのは、
- キーワードプランナー
- 関連キーワード取得ツール
の2つだけです。
たくさんのツールがありますが、どれもできることは似通っているので、すべてを使いこなす必要は全くありません。
その2つのツールを使って私がやっているのは基本的に以下の4手順。
- 「関連キーワード取得ツール」でキーワードを大量抽出
- 「キーワードプランナー」で難易度&検索ボリュームをチェック
- 検索ボリュームが100以上&難易度が「低」のものを抜粋
- 記事にできそうなキーワードを選択
上記の手順を真似すれば「これだ!」と思うキーワードがいくつか見つかるはずです。
あとはそのキーワードで上位表示しているライバルをチェックし、ライバルに勝つための文章構成を考えて記事を書きます。
私の場合、上記の2つのツール以外にも時間短縮のために「コンテンツスカウターZ」という有料ツールも使っています。
コンテンツスカウターZはキーワードを入力するだけで、
- ライバルは弱いけど検索数の多いお宝キーワードが見つかる
- 上位表示されている文章構成を丸裸にできる
- 上位表示されている記事の共起語がわかる
といったことが簡単にできます。
特に文章構成を丸裸にできる機能はかなり便利で、検索したキーワードで上位表示されている10サイト分の記事構成を丸々抜きだしてくれます。
月額2,980円かかりますが、今まで4〜5時間かかっていたライバルチェックや記事の構成作成が1時間程度に短縮できているので費用対効果は抜群だと感じています。
金銭的に余裕のある人は「お金で時間を買う」と思って一度試してみることをおすすめします。
各機能の詳細は以下の記事でも紹介しています。
https://ownedmedianoie.com/contents-scouter-z/
ツールはあくまで補助的な役割
ここまで13種類ものツールを紹介してきましたが、ツールはあくまで「補助的」なものであることを忘れないでください。
どんなに素晴らしいツールを使ってキーワードを見つけたとしても、最終的に記事を書くのはあなたです。
「この記事は読者のためになっているか」ということを常に意識し、記事をコツコツ書いていきましょう。
今回紹介したツールを使いこなして、ブログをどんどん大きくしていきましょう!